AI研修の選び方

AIリテラシー研修と生成AI実務活用研修は何が違うのか。対象者と到達点で整理する

名前が似ている2つの研修は、対象者も到達点も異なる。混同したまま発注すると、受講者にとって簡単すぎるか、難しすぎる研修になる。

研修で説明を受ける社員
※イメージ写真です

AIリテラシー研修の到達点は、レベル1「社員がAIを安全に使い始める」である。生成AIの仕組み、できること・できないこと、情報漏洩と著作権のリスク、社内ルール、基本的な指示の出し方を扱う。所要は2〜3時間、対象は全社員。

生成AI実務活用研修の到達点は、レベル2「日常業務でAIを使える」である。議事録、メール、資料構成、情報収集、データ集計といった具体的な業務を、自社の題材で演習する。所要は1日、対象は実務担当者。

判断基準はシンプルで、社員の大半が生成AIを触ったことがなければリテラシー研修から、すでに個人で使っている社員が一定数いれば実務活用研修から始める。後者にリテラシー研修を実施すると「知っている話ばかりだった」という評価になる。

両方を実施する場合、間隔を空けないほうがよい。リテラシー研修から実務活用研修まで3か月空くと、最初の研修の内容はほぼ忘れられている。

なお、リテラシー研修はeラーニングでも成立しやすいが、実務活用研修は自社の題材を扱う必要があるため、集合形式かハイブリッドが向いている。

全社員向けAIリテラシー研修

実施形式:対面(集合研修)/オンライン/eラーニング
期間:半日(3時間)
料金:1名 12,000円(30名〜)/貸切 350,000円〜
対象者:全社員
到達レベル:レベル1(社員がAIを安全に使い始める)

一覧に戻る