
実施形式別の目安は次の通り。オンラインの半日研修(3時間)で貸切35万円前後、対面の1日研修(6時間)で60万〜80万円、複数回のプログラム(全4回・24時間)で1名あたり28万〜32万円。1名単価で見ると、リテラシー研修が1万〜1.5万円、実務活用研修が3.5万〜5万円、開発研修が15万〜20万円の幅に収まる。
同じ「1日研修」でも価格差が3倍以上つくことがある。差を生むのは講義中心か演習中心か、教材を自社業務に合わせて作り替えるか、受講後のサポートが含まれるかの3点である。
見積もりで確認すべき1つ目は、カスタマイズの範囲。「自社の資料を教材にできるか」で、研修翌日から使えるかどうかが決まる。汎用教材のみの場合は、価格が安くても成果につながりにくい。
2つ目は、講師の実務経験。登壇経験だけでなく、その講師が実際にAIで業務を改善した経験があるかを聞く。3つ目は、受講後のサポート期間と回数。「質問対応あり」だけでは範囲がわからないため、期間・回数・対応者を確認する。
4つ目は、成果物。研修後に何が残るのかを明示できない研修は、効果測定もできない。5つ目は、キャンセル規定と最少催行人数。人数が集まらず開催できないケースは実際にある。
なお、人材開発支援助成金を利用できる場合、実質負担は3〜6割程度まで下がることがある。見積もり段階で、助成金の対象になる要件を満たしているかを確認しておきたい。
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