
――当初は全社員向けのeラーニングを検討されていたそうですね。
従業員1,200名のうち約900名が店舗スタッフです。1名あたり8,000円の年間契約なら費用は抑えられる。ただ、受講率が上がらないことは、正直、事前に予想できていました。
――診断ではどのような指摘がありましたか。
「誰が受講後にAIを使う場面を持っているか」を確認しましょう、と。店舗スタッフは勤務中にPCを触る時間がほとんどありません。答えは明確でした。
――店舗リーダー40名に絞った理由は。
シフト作成、発注、店舗報告書、本部への稟議を担当しているのが、この層だからです。ここなら受講の翌日から使う場面があります。
――研修の内容を教えてください。
1日研修を4回に分けて実施しました。シフト作成の下書き、発注数の根拠づくり、日報の要約、本部提出資料の作成を、実際のデータで演習しています。
――受講後の状況はいかがですか。
3か月後の調査で、40名中34名が週1回以上、業務で生成AIを使っていました。全社員eラーニングだと3か月後の継続利用率が2割を下回ることもあると聞き、絞って正解だったと思います。
――今後の展開は。
店舗リーダーが作ったプロンプトを、店舗スタッフへ展開する段階に入っています。全社への展開は、使える人が先に成果を出してからのほうが早いと実感しています。
部門・職種別 生成AI実務活用研修
実施形式:対面(集合研修)/ハイブリッド
期間:1日(6時間)
料金:1名 45,000円(15名〜)/貸切 700,000円〜
対象者:部門の実務担当者・現場リーダー
到達レベル:レベル3(部署単位で業務を改善できる)
